革小物ケア

エッティンガーのベルトのケア方法。スムースレザー編。デリケートクリームだけで簡単ケアができます。

こんにちは。こんばんは。おはようございます。おやすみなさい。

くつじろうです。

今回はベルトのケア方法についての紹介します。

こんな方に読んでもらいたいです。
・スムースレザーのベルトのケア方法を知りたい方
・エッティンガーのベルトが気になっている方
・ベルトのケア頻度が知りたい方

上記内容に当てはまる方向けに書かせていただきました。

私が愛用しているエッティンガー(ETTINGER)のベルトのケア方法について紹介します。

革の素材としては牛革のスムースレザーになりますので、エッティンガーのベルトでなくても、スムースレザー製であれば使えるケア方法ですので参考にしてください。

また、レザーの種類として、有名なところだとブライドルレザー製のベルトもあると思いますので、お手入れする前に自分が購入したベルトの素材を確認してみてください。

ブライドルレザーのケア方法に関しては、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

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まずは、ブランドの紹介をします。

エッティンガーとは

1934年にGerry Ettingerによって設立された同社は、ファミリー企業であり、現在はその長男であるRobert Ettingerによって運営されています。

私たちは数少ないメイド イン イングランドの高級レザーグッズメーカーの1つで、最高級のレザーを使用した製品をハンドメイドで作り続けています。 

1996年には、チャールズ王子より英国王室御用達の栄誉を授かりました。

https://ettinger.jp/html/page7.html

現在では、英国王室御用達(ロイヤルワラント)の称号を得ている、信頼のレザーブランドとして有名ですね。

ホワイトハウスコックス、グレンロイヤルと並んで、英国御三家なんて言われることもあります。

私もこれら3ブランドとも大好きです。

個人的なイメージですが、

〇品質のエッティンガー

〇バランスのホワイトハウスコックス

〇デザインのグレンロイヤル

ですかね。エッティンガーに関しては、メイドインUKの名に恥じない品質が伺えます。

ステッチなど作りがとても奇麗です。

ステッチのピッチも等間隔で、かつ淵からの距離も揃っているのが分かります。

作り手のレベルの高さが伺えますね。

今回ケアするベルトの紹介

素材:スムースレザー

カラー:ダークブラウン

幅:30mm

バックルタイプ:スクエア

のタイプのもので、ビジネスからカジュアルまで幅広く使えるタイプとなってます。

 

私もお気に入りで5年ほど使っております。

余談ではありますが、長さ調整は出来ないので、体型維持が大切になってきます。(笑)

 

それでは本題のケア方法についてです。

ケア方法の紹介

➀馬毛ブラシでブラッシング

ベルトに着いてしまったホコリを馬毛ブラシを使って掃ってあげましょう。

どんなに丁寧に扱っていても、革の表面にはホコリや汚れは付着しています。

バックルの部分など特にホコリが溜まりやすいので重点的に行いましょう。

ここでブラッシングせずにクリームを塗ってしまうと、ホコリや汚れも一緒にコーティングしてしまうので、ブラッシングはとても重要です。

⇓馬毛ブラシです。ベルト用には革靴用の大きめのモノではなく、小さめのものでOKです。

⇓バックルの部分は特にホコリが溜まりやすいので、入念にブラッシングしてあげましょう。

➁液体クリーナーで汚れ落とし

ステインリムーバーなどの液体クリーナーを用いて、汚れや古くなったクリームを落としてあげましょう。

要らなくなった布に100円玉サイズの液体クリーナーを取り、軽くベルトを擦る程度に汚れ落としをしてあげましょう。クリーナーのかけ具合ですが、ベルトに沿って、1回拭く程度でOKです。

ステインリムーバーは、M.モウブレイから出されている、革製品用のクリーナー(汚れ落とし)です。

⇓革製品全般に使用できるので1本持っておくと非常に便利ですのでお勧めです。

M.モウブレイ_ステインリムーバー

また、レザーにしかステインリムーバーは使用できないと思いがちですが。。。

バックル(金属)部分もステインリムーバーで奇麗になります。

ステインリムーバーのようなクリーナーには、界面活性剤(詳細は割愛)と呼ばれる、疎水性物質と親水性物質を混ざりやすくさせる物質が入っているため、油汚れから、水性汚れまで幅広く奇麗にすることが可能です。

③デリケートクリームを用いて保湿

M.モウブレイのデリケートクリームや、コロニルのシュプリームクリームデラックスなどを用いて、ベルトの両面ともクリームを塗ってあげましょう。指を使って直接クリームを取り、ベルトに擦り込むようにすることで、自分の体温でクリームが溶け、浸透しやすくなります。特に穴の部分は負荷が掛かりやすく、乾燥しやすいので、重点的に塗ってあげましょう。

デリケートクリームを塗る量ですが、革が吸い込まなくなるまで塗ってしまってOKです。

デリケートクリームに関しては、塗りすぎて悪いことは特にないのでしっかり保湿してあげましょう。

コツとしては、一度に大量のクリームを塗るのではなく、極少量を何度も何度も塗ることが重要です。

デリケートクリームのおすすめはM.モウブレイのリッチデリケートクリームです。

通常のデリケートクリームと比較して、アボカドオイルが入っているため、保革効果も期待できます。香りも通常のデリケートクリームより、さっぱりとした香りです。

テクスチャ―としてはこのような感じで、プルプルです。

かなり浸透力があるので、ベタベタせず、どんな革にも使えるので1個持っておくと非常に便利なケア用品です。以下に公式の製品紹介貼っておきます。

https://shop.m-mowbray.com/SHOP/00002074.html

④馬毛ブラシでブラッシング

クリームを指塗りし終えたら、ブラッシングしてあげましょう。ブラッシングすることで、クリームの浸透と、余分なクリームの除去をしてあげましょう。

この段階で、少し艶感が出てきます。

ブラッシングの方法としては、革に押し当てて、ザッザッと掃うイメージです。

この後、布を使って乾拭きするので、大体クリームが延びたなと感じたらOKです。

⑤布で乾拭き

これが最後の工程です。乾拭きによって、革本来の艶感が生まれます。布にクリームが付かなくなるまでサササッと拭いてあげましょう。

ここで余分なクリームが残ってしまうと、ホコリが付きやすくなってしまい、乾燥の原因となってしまいますので、入念に行いましょう。

また、乾拭きを繰り返すことで艶感も増してきます。

こんな感じで仕上がります。

見た目に大きな変化はありませんが、触るとモチっとした感じです。

⇓バックル付近

⇓裏側

⇓裏部分(中央部)

デリケートクリームが十分に含まれた革であれば、ちょっとした衝撃や擦りに強くなるので、プロテクトの面でもケアはメリットが多いです。

ケアの頻度

ケア頻度は2、3カ月に1度でOKです。

雨水、泥など、革靴ほど過酷な環境にいることの少ないベルトですので、ケアの頻度は少なめで大丈夫です。

正直、気づいた時にケアしてあげる程度で良いと思います。

ベルトは比較的長持ちするアイテムかと思います。愛着も湧きやすいアイテムになってくるかと思いますので、しっかりケアしてあげましょう。

長文読んでいただき、ありがとうございました。

それでは:)