おはようございます。
くつじろうです。
最近熱くなってきましたね。満員電車に揺られながらスーツで出勤するのが辛くなる季節が近づいております。
さてさて、
『今回は1日履いた革靴ってどうしたらいいの?』
っていう疑問にお答えしていきます。
つまり、デイリーケアについてですね。
それでは、始めていきましょう。

1日履いた靴にするべきデイリーケアは、
その日の内にやること
と
次の日にやること
で分かれてます。
簡単に言うと
- 乾燥
- ホコリ落とし
- 皺伸ばし
- 収納
の4ステップです。
その日の内にやること
シューツリーは入れずに風通しの良いところに一晩おく。

1日履くと、人の足はコップ一杯分の汗をかくといわれています。
その水分が残った状態で、シューツリーを入れてしまうと、水分が籠ってしまい、乾燥しにくいです。
一晩はシューツリーを入れずに、風通しの良い場所に置いておく方が良いでしょう。
馬毛ブラシ、もしくは山羊毛ブラシでブラッシング
1日履くと水、泥、砂、ホコリなどが付いてしまうことが多いので、ブラッシングをして奇麗に保つことが重要です。
砂やホコリをそのままにしておくと、革靴の油分や水分が奪われてしまいます。
また、水、泥などをそのままにしておくと、余分な悪質な水分が入ってしまい、革が逆に乾燥してしまいます。
馬毛ブラシと山羊毛ブラシの使い分けポイント
鏡面磨きをしていない部分はコシのある馬毛ブラシでブラッシングをしましょう。

鏡面磨きをしている部分は、馬毛ブラシでブラッシングすると傷ついてしまうので、柔らかい山羊毛ブラシを使用しましょう。
優しくブラッシングしてあげれば、鏡面が傷つきにくく革靴も奇麗になりますよ。

山羊毛ブラシをお持ちでない方は、ネル布で拭いてあげることでも代用可能です。
次の日にやること
シューツリーを入れて、履き皺を伸ばす。
一晩おいて、靴内部の水分を飛ばしたら、シューツリーを入れてあげましょう。

この時、プラスチック製のものより、木製のシューツリーがおすすめです。
靴の内部に残った少量の水分であれば、木が吸ってくれるので木製がおすすめってわけです。
シューツリーを入れずに放置しておくと、靴が反ってしまい、型崩れの原因になったり。
最悪の場合、ひび割れ(クラック)の原因になります。
しっかりと履き皺を伸ばしてあげましょう。
ホコリがつかないように、シューボックスに入れて保管しましょう。
玄関に置きっぱなしにしておくと、意外とホコリは付くものです。
家の中にあるピアノって少し掃除しないだけで、白いホコリが付きませんか?あれです。
先程も書きましたが、ホコリは靴中の油分を吸ってしまうと言われているので、ホコリの付きにくいシューボックスで管理するようにしましょう。
1、2か月したらフルメンテナンスしてあげましょう!
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最後に
やるべきことをもう一度振り返ってみましょう。
当日やること
- 風通しの良いところで一晩放置
- 馬毛ブラシor山羊毛ブラシでホコリや汚れを取ってあげましょう。
翌日やること
- シューツリーを入れて、皺を伸ばしてあげましょう。
- ホコリが付かないように、シューボックスに入れてあげましょう。
以上です。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また:-)